◆教育目標
正しく (正しい知識と正しい行動)
強 く (強い体と根気のよい心)
美しく (まことの友愛)
を校訓と定め、体力づくりと体験学習を基盤にした知・徳・体三位一体の学習により、豊かな感性とたくましい生活力を持つ児童を育成することを目標としています。
◆スクールデータ
住所: 〒180-0012 武蔵野市緑町2-1-10
電話: 0422-53-6211
アクセス:
○「武蔵野住宅」下車 徒歩1分
(バス内で「武蔵野東学園、北原記念館、武蔵野東小学校入口」とアナウンスが入ります)
三鷹駅 北口 バス停2番 「柳沢駅行」「東伏見駅北口行」 10分
吉祥寺駅 北口 バス停2番 「柳沢駅行」「電通裏行」 15分
西武柳沢駅 南口 バス停1番 「吉祥寺駅行」 10分、バス停2番 「三鷹駅行」 10分
○「武蔵野営業所」下車 徒歩5分
保谷駅 南口 バス停1番 「三鷹駅行」 25分
ひばりヶ丘駅 南口 バス停3番 「三鷹駅行」 25分
武蔵境駅 北口 バス停5番 「三鷹駅行」「武蔵野営業所行」15分
武蔵小金井駅 北口 バス停4番 「三鷹駅行」 30分
○「緑町1丁目」下車 徒歩3分
武蔵関駅 南口 バス停2番 「三鷹駅行」 15分
校長先生: 石橋 恵二 先生 学校HP: こちら
創立: 1977年 昼食: 給食
制服: あり 児童数: 573名
募集人数: 66名(男・女、健常児クラス、武蔵野東幼稚園からの受験者を含む)
■特徴
○混合教育
健常児と自閉症児が同じ環境の中で学んでいます。相互に影響し合い、共に成長していくこの教育を「混合教育」と呼んでいます。 ハンディキャップを持った児童との関わりは、人にはそれぞれ個性があり、その個性を認め合って、互いに助け合い励まし合うことの大切さを教えてくれます。混合教育は、その本質においてインクルーシブ教育そのものであり、これからの日本が目指す社会を作り上げる大事な教育です。世のリーダーを育てようとする本校では、日々の教育の中で「思いやり」 「やさしさ」「助け合い」など、人間愛の教育・心の教育をめざしています。
○多彩な教育
一人ひとりの未来を見据え、それぞれの個性と能力がいかんなく発揮できるよう、多彩な 教育と体験を積み上げてしっかりとした基礎を養います。 (専門教科指導専科制 ・英語教育 ・情報教育 ・環境教育 ・行事教育 ・ICTの活用と教科横断型の学習 ・校外学習/宿泊学習)
○児童、保護者、教師の円滑な関係
児童はおおらかでまっすぐなやさしい心を育み、保護者はさまざまな活動に積極的に参加し、学校を理解します。そして教師は常に子どもから学ぶ姿勢を大切にし、三者の円滑な関係を育んでいきます。
○小中9年間の教育
武蔵野東学園では、子どもの成長を見つめ、小中9年間の教育を進めています。やわらかな心を持つ小学校時代こそ、のびのびと過ごし色々な体験を通す中で見て聞いて感じ、基礎となる生活力や学習力を身につけてほしいと思います。
■特色
○学級編成
健常児クラスはA組、B組の2クラスです。自閉症児クラスはC組、D組、E組の3クラスです。学年は5クラス編成で、学校全体では30クラスあります。AB組は1クラスの人数を33名とし、一人ひとりの個性を充分に伸ばしていけるようにしています。CDE組は1クラス8~10名で編成されています。
○専科制
国語・算数・生活科(1・2年生)以外の教科は全て専門の教師による授業を行っています。学級担任は二人で多数の専科教員との連携で、教科の特質に合わせて複数の教員で指導にあたり、よりきめこまやかな配慮がなされています。5・6年生については教科担任制をとり、国語、算数も専門の教員が教えます。
○二人担任制
「子ども達をより多くの目で見守っていく」ために、専科教員も担任としてクラスを担当しています。AB組は各クラスに2名、CDE組は各学年に4名の担任が配置されて、朝の会やお昼、帰りの会に児童と関わります。その他、学校行事など様々な場面で協力して指導にあたっています。
○体力づくり
長い人生を考えた時に、健康な体づくりは最も大切な要素のひとつになります。たくさんの遊びの中で自然に体力をつけるだけでなく、表現活動を含む男女別の体育の時間等、一般学校より多く時間を配当しているほか、スケート教室なども年間指導の中に位置付けています。
○心の教育
本校では、「思いやり」「やさしさ」「助け合い」など、人間愛の教育・心の教育をめざして、日々の生活の中での友だちとの関わりや活動を通した学びを大切にしています。道徳の時間は、『こころ』と呼んで授業を行っています。また、混合教育をより充実させるための「ともに生きていく(障害者理解教育)」は他の障害についても含め、学年ごとの年齢に沿った内容で進められます。
○教科の特色
教科では小学校という時期に必要な「基礎・基本」を身につけることを大切にし、特に重要と考えられる内容を重点化し指導します。また、英語は1年生から学習するほか、男子は剣道、女子はダンスの時間も設けており、5,6年生では男女の別なく選択制としています。情報教育・環境教育にも力を入れています。
○学校行事
学校生活に張りや潤いを与えるものとして、季節に合わせた行事が年間の課程に組み込まれています。(夏の盆踊り、秋の体育祭・学園祭、年度末の発表会など)
〇ディベート
ディベートは討論と違い、議論の目的が「試合の勝敗」にあります。そのため、子ども達は「勝ちたい」という単純で、しかし、強い学習動機を持って議論に臨みます。ディベートから子ども達が得るものは、肯定・否定双方の立場で客観的に事象をとらえる力、立論を組み立てる・筋道を立てて考える力、論点を支える証拠資料を得る情報収集の力、審判にアピールする豊かな表現力と様々ですが、そのどれもが先に述べたように強い動機に支えられていますので、その成長には目を見張るものがあります。
ディベートの学習は4年生の国語のカリキュラムの中に入っています。全8時間の学習で、全国教室ディベート連盟の会員でもある教員が指導にあたります。最後の2時間は、中学生や高校生の「ディベート甲子園」のような大会を開いて、学習のまとめを行っています。
〇外国語教育「英語」
◆個々の力を伸ばす、きめ細かい指導:児童16~18名に対して教師2名(日本人と外国人のティーム・ティーチング)。グループでの学び合いも大切にしながら、個別テストも行い、一人ひとりの力を伸ばします。
◆個別学習教材:SRA Reading Laboratory(リーディング教材)を使用し、3文字単語の発音から物語の音読まで個別に確認し「わかった!」と思えるまでサポートします。
◆オンライン教材:英検Jr.オンライン版ラーニング、スタディギアfor EIKEN、Google Classroom、ロイロノートなどを活用し、個に応じた学習に取り組ませます。
◆検定:英検Jr.・英検(年3回、校内で実施)、TOEIC Bridge(年1回)、武蔵野東オリジナル英単語検定で語彙力の強化を図ります。
○ICTの活用
タブレットを活用した授業を展開できるよう環境を整えつつ、電子黒板を併用して授業を展開し、 今までの黒板・教科書・ノートの学習に加えたICTの利便性と有効性をもって、子ども達にとって、 より分かりやすい授業を目指しています。 子どもたちのアクティブな活動を育むことができるように、 校内Live放送での委員会活動報告をはじめ、学級活動など多岐に渡って活用しています。
○漢字検定、英語検定・英検Jr、珠算検定
漢字検定と英語検定・英検Jr、珠算検定は年間3回、武蔵野東小学校が検定会場として実施されており、漢字検定は全員が年1回は受検することになっています。
珠算検定に向けては通常の授業でも検定に向けての指導(受検は希望制)がなされます。
英語検定・英検Jr. (受検は希望制)については、オンライン教材なども使って指導を進め、毎年、多くの児童がチャレンジしています。
〇進学学習
放課後、5年生の1月から6年生の2月まで、希望者を対象に習熟度別の「進学学習」を行います。また、夏期講習、冬期講習も実施しています。武蔵野東中学校を受験するための学習内容となっています。
〇部活動
ダンス部、吹奏楽部、器械体操部、サッカー部、剣道部があります。 週2回の放課後の活動で、3年生以上の児童、約230名が参加しています。
また、部活動と重ねて活動できる同好会として
合唱、エコクラブ、yosakoi同好会があります。
〇課外教室
学校の施設を使い、放課後に外部講師が指導にあたります。課外英語、課外ピアノ、課外ダンス、課外サッカーがあり、活動日・時間は各教室で異なります。複数受講することも可能です。有料となっています。
◆課外英語: 低学年ではたっぷりと英語の音を浴びせることで英語耳を発達させ、児童英検や英検を受けられる実力に育てます。高学年になると脳の働きが、今まで習った様々な事を頭の中で整理できるように変化しますので、5・6年生では中学になってすぐに役立つような英文法を学習します。
◆課外ピアノ: ピアノ講師による個人レッスン制で毎年12月に発表会を行います。
◆課外ダンス: 9月に発表会があります。
◆課外サッカー: 横河武蔵野FCコーチが指導にあたります。
■盆踊り
2024年7月20日(土)
学園あげての盆踊りが小学校の校庭で行われます。この日は、児童も教職員もゆかたや甚平で集まり、保護者も多数参観します。児童たちの司会進行で、夏の夕べをにぎやかに楽しく過ごします。
■体育祭
2024年10月12日(土)
紅白の2組に分かれて、得点を競い優勝を目指す体育祭。健常児クラス(ABクラス)と自閉症児クラス(CDEクラス)の児童が共に手を取り合い協力して行う本校独自の学年競技は前期から積み上げてきたチーム力が勝敗の決め手です。楽しい応援パフォーマンスも必見です。未就学対象のプログラムもあります。
■学園祭
2024年11月9日(土)
保護者による模擬店・ビンゴ・ゲームコーナーが催されて、楽しい一日を過ごします。 教室には学習内容に基づいた展示や専科授業の作品など、4月から10月までの学習の成果を展示しています。日頃の学習の頑張りや成長を保護者の方々やお客様方に見ていただく機会となっています。また、翌日の自由展示見学日は、ご入学を検討されている保護者の方に向けて、個別相談の場も設けています。
■発表会
「本物の舞台に立つことが子どもたちにとって大きな経験となる」という創立者の考えのもと、年度のまとめとして行っている本校四大行事の一つです。府中の森芸術劇場どりーむホールをお借りして、音楽、体育、ダンスの発表をします。
音楽はオーケストラや合唱、体育はマスゲーム、ダンスは各学年ごとに作品を踊ります。発表会に向けての練習は、努力や協調性の大切さを学ぶ貴重な場ともなっています。
※盆踊り、体育祭、学園祭の3つの行事について都合により日程を変更または公開を控えさせていただくことがあります。公開行事実施の有無については、本校ホームページでもお知らせします。
■その他行事
☆体験授業
(年長対象)
グループでの活動や学習体験を行い、保護者の皆様にはその様子をご見学いただきます。 入学試験への準備としてもお子様にとって良い機会となります。
詳しくは、本校ホームページにてお知らせいたします。ご参加には、申し込みが必要となります。
(年中対象)
「小学校って、どんなところ?」「お勉強は、どんなことをするのかな?」など、学習体験を中心にお子様が小学校へ入学することが楽しみになるような活動を企画しています。保護者の皆様にはその様子をご見学いただきます。
詳しくは、本校ホームページにてお知らせいたします。ご参加には、申し込みが必要となります。
☆土曜親子見学会
保護者の方に向けた説明会を行います。その間、お子様をお預かりして簡単な理科実験教室を実施いたします。その後、数組ずつのグループで校内を見学していただきます。
当日は、Enjoy(エンジョイ)と呼ばれるお父様による後援会活動グループの皆さんが企画してくださる「JoyDay」というイベントが行われており、その様子を親子でご見学いただけます。在校生と在校保護者の方の和気あいあいとした雰囲気も感じていただける見学会となっています。
詳しくは、本校ホームページにてお知らせいたします。ご参加には、申し込みが必要となります。
■eパル(放課後児童クラブ)
放課後に子どもたちが安全に楽しく過ごせる場として、全校児童が利用可能の放課後児童クラブである「eパル」が校内に併設されています。
外部委託をせずに本校教員が運営しており、本学園卒業生の学生スタッフとともに子どもたちの宿題や自主学習の手助けをしたり、いっしょに遊んだりして過ごします。
また、学級担任との情報交換を綿密に行うことで、保護者の皆様にも安心してご利用いただけるようにしています。
■学校ホームページ
InstagramやFacebookで新着情報をアップしています。全校、学年、教科からの情報提供で、画像も掲載しています。
■全国小学生プレゼンテーション大会優勝
「20年後に現在よりも栄えているのは、どのような事業ですか。」という論題で行われました。 本校では、コミュニケーション能力を高めるためにスピーチ、ディベートにも力を入れて指導しています。その結果、「AIのための秘書」という事業を提案し、見事優勝しました。
■JoyDay(6月)
Enjoy(エンジョイ)と呼ばれるお父様による後援会活動のグループがあります。もともとはコンピュータ援助委員会と称して、コンピュータ教室のお手伝いをしてくださっていましたが、現在は、それだけにとどまらず、年2回土曜日の楽しいイベントを企画運営してくださいます。その日を、楽しめる日という意味で「JoyDay(ジョイディ)」と名付けました。
「プログラミング教室」「出張プラネタリウム」「キャリア教育(お父さんを講師として)」「パラスポーツ体験(ゴールボール、ボッチャなど)」「工作教室(カラフル石鹸づくり)」など毎回、ワクワクする内容となっています。
校長 石橋 恵二先生
私たちは、笑顔のあふれる学校、歓声があがる学校であり続けたいと考えています。そして 本校の教育の根幹となっている多様性を受け入れ、共に学びあう心を6年間でしっかり育んでいきたいと思っています。
時代の変化を的確にとらえ、これからを生きる子どもたちに必要な「新しい学び」を取り入れながら、多面的な指導を展開していきます。
2年担任 吉村 仁美先生
楽しむときはクラスみんなで楽しみ、頑張るときも全員で頑張る。どんな時もクラスのみんなが同じ方向を向けるように、日頃から気持ちの切り替えを大切にしながら学校生活を送っています。困っている人には手を差し出し、友達の成長を自分のことのように喜ぶ、素敵な笑顔であふれています。
理科専科 金子 直人先生
たくさんの実験と観察を行い、体験や経験を大事にしています。中でも本校独自の教育として、提示したテーマに対し子どもたち自身が方法を考え、器具の準備から実験・考察まで行う授業をしています。アクティブラーニングを盛んに行い将来に役立つ力を育てています。
英語専科 図子 啓子先生
リズムに合わせて、アルファベットや単語、会話表現、フォニックスなどを楽しく練習。そして、できるようになったかどうか個別に確認。子どもたちそれぞれの目標が達成できるよう、一人ひとりの進歩を大切にしています。
eパル(放課後児童クラブ)
加賀屋 瑛美先生
学校生活を終えてeパルに来れば、「おかえり」と温かい雰囲気になるよう声をかけています。担任の経験から宿題などの学習もきめ細かく指導します。サッカーや鬼ごっこなど、遊びに引き込むスペシャリストの先生もいて、学年やクラスを超え、たくさんの友達から刺激を受けてチャレンジする子どもたちを応援します。
ここでは紹介しきれませんが、全員で69名の情熱にあふれる先生たちが、皆様のお子様が入学されるのを楽しみにしています。
■宿泊学習・校外学習
体験学習を重視し、1・2年生は日帰りの校外学習、3・4年生は1泊2日、5年生は2泊3日、6年生は3泊4日で宿泊学習に行きます。
■1~2年生 スケート教室
学校近くのアイススケート場へバスに乗ってでかけます。当日まではインラインスケートの練習を校庭(サーファムコート)でみっちりと行いますので、アイススケートが初めてでもすぐに滑れるようになります。
■5年生 宿泊学習
群馬県の浅間山周辺に行きます。浅間山の麓に広がる「浅間山北麓ジオパーク」に含まれる場所が中心です。事前に調べ学習をして、一人ひとりがテーマを決めてまとめたことを現地へ行くことで確認することも目的の一つです。
■6年生 沖縄修学学習
3泊4日の中で、沖縄の文化や歴史を学び、そして大自然の恵みにもふれてきます。平和の大切さをしっかりと胸に刻み帰ってきます。海洋教室では、スキューバダイビングやシュノーケリングに挑戦します。健常児クラスと自閉症児クラスが一緒に活動する行事です。
■入学式
4月8日が入学式です。式には在校生代表として、6年生が参加しています。初めて背負ったランドセルの中には、6年生が新しい教科書を入れてあげます。
記念写真は、卒業後に渡される卒業アルバムにも掲載されます。
■卒業式
3月中旬の土曜日または日曜日に、卒業式を行います。できるだけ多くの保護者に参列していただけるように土・日曜日を選んでいます。
式後には、同じ会場で、保護者と教師による卒業を祝う会も催されています。