合奏発表
一年生から、各学年が一年に一回、合奏発表をします。音符を読み、楽器の特徴をつかんで、一人一人が責任をもって自分のパートの役割を果たします。はじめはバラバラだった音も、お互いの音を聴き合ううちに、ひとつの曲となっていきます。クラス全員で心を合わせて奏でる演奏は、聴く人の心に響きます。
◆教育目標(教育理念)
創立者の言葉「よくみる よくきく よくする」を学習や生活の柱としています。
キリスト教を土台に「自分のいのちをマネジメントして、よく生きる人」を育てたいと考えており、没頭できる体験と対話を重視して一人一人の可能性を伸ばす教育を目指しています。
◆スクールデータ
住所: 〒203-8521 東京都東久留米市学園町1-8-15
電話: 042-422-3116
アクセス: 西武池袋線 ひばりが丘 徒歩8分
スクールバス: なし
校長先生: 髙橋 出 先生 学校HP: こちら
創立: 1927年 昼食: 給食
制服: あり 児童数: 201名
募集人数: 男女40名
☆生活即教育
自由学園初等部では子どもたちの生活そのものが教育であると考えています。知識を得るだけでなく、よい生活習慣を身につけることが子ども達の健全な心身を発達させると考えています。
良い生活を土台に学習面では、子どもが自ら発見し、考え、答えを導き出す力を伸ばしていきます。自然豊かな環境から五感で感じ得た素直な「問い」を発し、友達と共に答えを探す機会を大切にしています。
教員はできる限り、子ども達の学びたいことを尊重し、伴走者でありたいと考えています。
☆生活のすべてが生きることを学ぶ場
自由学園では、子どもが自ら発見し、考え、答えを導き出す力を伸ばしていきます。五感と頭をフルに動かし、素直な「問い」を発し、仲間と共に答えを探す機会を大切にしています。知識を得るだけでなく、体を丈夫にすること、よい習慣を身につけること、働くことなど、できるだけバランスよく身につけていけるように、学校と家庭の生活を大事にしています。
☆四季が彩る自然豊かなキャンパス
木々に囲まれたキャンパスでは、“美しさ”に対する感覚が豊かに育まれます。芝生のグラウンドで思いきり遊び、木登りをして体力や身体感覚を養います。木々や葉っぱ、虫を探して観察したり、作物の栽培やウサギなどを飼育して命を実感し、感謝する気持ちが育ちます。これらが学習の土台になると考えています。
☆本物から学ぶ
実物に直接触れて学習を進めていくことを重んじ、1年生から体験学習を積み重ねます。
1年生は東大演習林で木について学び、2年生は近くの川の生き物探し、3年生はウサギの飼育、4年生では蚕を育て、多摩川の上流から河口まで調べたり、5年生ではお米作り、化石採集、6年生は箱根へ火山と歴史の学習に出かけます。じっくり時間をかけて徹底的に取り組みます。
電子機器からは得られない実体験こそが、子ども時代には欠かせないと考えています。
☆ていねいな学習指導
「よくみる よくきく よくする」をモットーに基礎教科のきめ細かい学習を行っています。特に国語では読むこと、書くことに力を入れています。総合は理科と社会を軸に、様々な教科を超え、学びのフィールドも教室、学校の枠を超えて、各学年に合った学習に取り組んでいます。
英語・理科・体育・音楽・美術(図工)は専任の教員が担当し、一人ひとりの子どもの成長を6年間で育んでいます。
毎日のおさらいは、日記、漢字、計算、音読を基本に、高学年になると自分で考えたおさらいができるようになることを目指しています。
☆家族的な生活
クラスを数人のグループにわけて「家族」と呼び、本当の家族のように助け合って暮らしています。また、1年生から6年生まで縦割りの活動が毎日の生活に取り込まれています。 昼食は全校が食堂に集まって手作りの昼食をいただきます。毎月行うお誕生日会では、担当の学年が装飾を作り、一人ひとりにカードを渡してお祝いします。
学校公開
教育環境を体感していただける機会として、キャンパス案内を定期的に行っています。授業を参観したり、休み時間の子どもの様子を直接ご覧いただけるおすすめの機会です。
学びの発表会
学びの発表会では、各学年が日ごろの学習の成果を発表します。学習テーマを各学年で選び、興味関心から問題発見、そして課題解決と探求的な学習発表を行っています。
体操会
年に一度キャンパス内の広い芝生を会場に、全校(幼〜大学部)で一同に発表する体操会に参加し、表現することの楽しさや仲間と力を合わせる喜びを味わいます。体操演技の他に、なわとびや二人三脚、ハードルなど、さまざまな種目で競う家族リレーでは、縦割りのグループの六年生をリーダーに、熱戦が繰り広げられます。
美術鑑賞会
美術鑑賞会では、体育館いっぱいに子どもたちが表現した美術作品を掲示し、お互いの作品を見合う鑑賞教育を行なっています。大人たちは子どもが表現する世界に対して、さまざまな視点で思いを巡らせ、子ども理解を深めていく機会にもなっています。
合奏発表
一年生から、各学年が一年に一回、合奏発表をします。音符を読み、楽器の特徴をつかんで、一人一人が責任をもって自分のパートの役割を果たします。はじめはバラバラだった音も、お互いの音を聴き合ううちに、ひとつの曲となっていきます。クラス全員で心を合わせて奏でる演奏は、聴く人の心に響きます。
四季が彩るキャンパス
春にはたけのこが自生する林、眩しいほど美しい新緑や紅葉に縁取られる木々、ときおりカルガモの親子も遊びにやってくる池。霜柱がたった朝には、大事そうに手のひらにのせて見せにくる子も。自然豊かな環境、日々の季節の変化の中で、子どもたちの感性がのびのびと育まれています。
休み時間
広い校庭で学年を越えてスポーツ、鬼ごっこ、ブランコなど、思い思いに思いっ切り過ごしています。自由に過ごせる子どもたちが一番好きな時間です。
掃除
ほうきの使い方は低学年でも驚くほど上手です。掃除で集められた落ち葉は堆肥となり、畑で活用することで、環境への配慮をしています。古い木造校舎の床もワックスをつけて磨き、大切にし、自分たちの居場所を愛する心がうまれます。
生活表
朝パッと起きられたか、持ち物そろえはきちんとしたか。初等部では、年に数回「生活表」をつけることを通して、自分の生活をより良いものにしようと励みます。きちんと身についていることは何かな。どうしたらもっと良くできるだろう。一日一日の生活を大切に、励んでいるので健康な児童が多いです。
米作り
5年生では、初等部内にある田んぼで、田植えから稲刈り、脱穀まで、友達と協力して米作りをします。できたお米は、収穫感謝祭で保護者にも手伝っていただきながら、お餅つきをして、全校児童でいただきます。
食事
保護者による温かい手作りの昼食を、全校児童が食堂に集って楽しくいただきます。旬の魚や野菜、果物など、自分たちが校内の畑で育てた野菜や旬の食材など栄養バランスをしっかり考えて作られています。真心こもった献立が毎日楽しみです。
ウコッケイ
ときには美術のモデルにもなる、ウコッケイたち。毎日卵をとったり、お世話をしたりするのは、6年生の役目です。生き物の世話を通して命について学んでいます。
アフタースクール
放課後、木のぬくもりのある部屋で、友達と遊んだり、一日の復習をしたり、のびのびと生活できる学童保育があります。その他、自由学園らしい、衣食住と手作りをテーマにしたプログラムや、バスケットボール、ピアノ、英語の教室などのおけいこもあります。
春の運動会
運営のほとんどを6年生に任せて行なっています。正々堂々と勝つことを目標として戦った中で得られる体験を大切にしたいと思っています。
秋の体操会
1〜3年生は体育の教員が考えた体操を発表し、4〜6年生は低学年の時の経験を生かして自分達で創作した体操を盛り込んで、広い芝生の上で発表を行います。大勢の前で体を動かして表現する楽しさ、友達と力を合わせて演技発表する喜びを味わってほしいと考えています。
全校遠足
1年生から6年生まで、「家族」とよばれる縦割りグループに分かれて、全校遠足を行います。6年生が率先してグループをまとめ、小さな子を助けたり励ましたり、学年を越えて関係を築いています。体力的に1年生だけでは行けない場所に行くことができます。
2024年度の主な行事
5月11日(土)児童とつくる学校説明会
7月6日(土)学校説明会
8月31日(土)夕涼み会
9月14日(土)入試説明会
11月23~24日(土日)美術展
その他、キャンパス案内も開催しています。
詳細は本校ホームページをご確認ください。
https://www.jiyu.ac.jp/elementary/admission/briefing.php