■教育方針:すべてに誠をつくし最後までやり抜く強い意志を養う
■校訓:誠実(SINCERITY) 信頼(RELIANCE) 奉仕(SERVICE)
西武学園文理小学校は、西武学園文理中学校・高等学校とともに、12年間の一貫教育で「世界のトップエリート」を育成することを教育の目標としています。そのため、イートン校をはじめとする英国のパブリック・スクールを模範として、真のエリートに相応しい品性と豊かな知性・教養、自由と規律の精神を培うことを教育の理念としています。
◆スクールデータ
住所: 〒350-1332 埼玉県狭山市下奥富600
電話: 04-2900-1800
アクセス: 西武新宿線新狭山駅より徒歩10分
スクールバス: あり
川越駅、稲荷山公園駅、東飯能駅から
校長: 古橋 敏志 先生 学校HP: こちら
創立: 2004年 昼食: 給食
制服: あり 児童数: 338名
募集人数: 男女合計96名
〇3つの教育の柱
「21世紀を担う、日本人としてのアイデンティティをもった、世界のトップエリート」を小中高12年一貫教育の中で養成します。グローバルな社会でリーダーシップを発揮する真のエリートは、高き志と他者の気持ちを理解できる人間性、高度な知性に支えられた判断力、統率力、そして多様な文化を理解する国際性、英語力を兼ね備えていなければなりません。本校では、「こころを育てる」・「知性を育てる」・「国際性を育てる」ことを3つの教育の柱として掲げ、真のトップエリートの育成に力を注いでいます。
〇こころを育てる
人を思いやる心、感謝の心、誠実さと命を大切にする心。どれも小学生時代
に育てたい心です。これらの心を持った子どもたちの育成をめざして、本校では調和のとれた教育を実践しています。その第一歩として基本的生活習慣とマナーをしっかり身につけることが大切であると考え、あいさつと礼儀作法の教育を徹底しています。また、思いやりの心を育てるため、地域のお年寄りとの触れあいや清掃活動、芸術活動発表などホスピタリティ活動も実施しています。異学年交流活動を通じて思いやりの心や上級生を敬う気持ちを学び、ご家族への感謝の気持ちを育みます。また校庭や近隣の豊かな自然の中で生き物と触れあいながら命の尊さを学び、小中高キャンパス内の彫刻など、日頃から一流のものに触れることで、情緒豊かな心の育成に努めています。
〇知性を育てる
社会の変化のスピードがますます速くなり、学び続けることが大切な社会になりました。そのような社会では、「学ぶことが楽しい」と感じられることが大きな力となります。楽しければ自然に学ぶ姿勢をもつことができ、多くのことを吸収していけるからです。
低学年は学びらしい学びに出会うとき。この出会いの時期を大切にします。「学ぶことはおもしろい!
楽しい!」という気持ちから、進んで学ぶ姿勢を持ち続けることが、子どもたちの将来にとって大切なことです。高学年では低学年で身につけた学ぶ姿勢を礎に、より深く広い学習に入っていきます。幅広い知識を応用し考える、判断する、表現力をプレゼンテーション力にレベルアップする、課題を解決するためにお友だちと協力する、リーダーシップを発揮する、このような学習の流れで、グローバル社会で活躍するために必要な力を育てています。
〇国際性を育てる
国際社会でリーダーシップを発揮できる人材となるためには、まず日本人としてのアイデンティティを持つことが必要です。本校では礼儀・作法、マナーのほか、日本の伝統的な文化を正しく理解させることを重視した教育を実践しています。また他国の児童・生徒との交流などを通じて、諸外国の異文化理解と国際社会に対する広い視野を持つよう指導しています。
小学校から高校まで12年一貫の系統的カリキュラムで教える英語は、無理なく、無駄なく実践的な実力を養成します。英語の掲示物に囲まれ、1年生から外国人英語講師に親しむ学校生活は、英語を好きになり、英語に親しみながら、ごく自然に語学力を身につける絶好の環境です。
5年次にはイギリス短期留学、6年次にはアメリカ研修を実施。他国の児童と共に生活しながら英語を学び、異文化を体験・吸収し、国際人としての素養と英語力に磨きをかけます。
■教育の特徴
○小学校低学年(1~3年生) 基礎力充実期
・読み・書き・計算など基礎力の充実をはかる。
・体験重視・・・様々な事柄を体験させる。
○小学校高学年(4~6年生) 応用力養成期
・中学入試レベルの学力を養成する学力充実期間。
・教科担任制導入・・・知識の深化を目指す。
○コース選択制授業
算数では3年生からコース選択制の授業を展開
発展的な内容の「しっかりコース」と、完全な理解を目指す「じっくりコース」を設定しています。
単元ごとに児童がコースを選択できるため、習熟度別学習の欠点として指摘される“学習意欲の減退”を防ぐことができます。
○教科担任制の導入
高学年の授業を中心に、教科担任制を実施しています。
規定よりも多い授業時間数を先取り学習に充てるのではなく、内容を深く掘り下げ、しっかりと理解させ、関連する周辺の知識へと知的好奇心を拡げる授業を展開しています。
〇英語教育
英語の学習は、英語の時間のほかに音楽、図工、体育、情報の授業でも英語を導入し、一週間に約10時間の授業で英語に触れる環境を用意しています。なお、校内には8人の外国人英語講師がいて、登校から下校までいつでも英語を使える環境があります。授業はもちろんのこと、朝の会や休み時間、給食やクラブ活動の時間にも英語を使う機会がたくさんあります。授業で習得した表現を使って、コミュニケーションを取ることができたときの喜びは、何よりの英語学習のモチベーションとなります。
〇体験学習
本校では、学校から歩いて5分ほどの所に田んぼや畑があり、地元の農家の皆様のご協力のもと、様々な農作業体験を行っています。じゃがいも、さつまいも、落花生、大根、お米などを収穫するために、年間を通して畑に出かけます。特に、お米については、田植えから始まり、稲刈りを行い、学校の隣にある「八雲神社」への奉納、そしてもちつきをして実際に食べるという一連のサイクルを経験して、食物が自分の口に届くまでの過程や苦労を知り、食べ物自体への感謝の気持ち、そして自然の恵みやたくさんの人々への感謝の心を養います。
〇食を通じて、心と礼儀作法を学ぶ
3年生では「八芳園」にて、保護者とともに和の作法を学びます。会席料理を通じて、食材の味わい方や入室時の襖の開け方など、総合的な和の礼儀作法のレクチャーを受けます。
〇宿泊研修・海外研修
1 年生から6 年生までの全学年で宿泊研修・海外研修を実施しています。1 年生から親元を離れ、友だちとの集団生活を通してルールやマナーを守り、責任ある行動を心がけます。それらすべての経験が、5 年次・6
年次の海外研修につながっていきます。また、事前事後学習と訪問先での体験は、かけがえのない知識と経験を子ども達にもたらします。さらには、自立と協調の姿勢を身につけること、常に集団で行動することにより、リーダーシップの重要性に気づかせ、その力を引き出し育む機会にもなります。
・2年次:富士山麓
・3年次:日光
・4年次:北海道
・5年次:イギリス短期留学
・6年次:アメリカ研修
〇卒業研究
5年生から6年生にかけて、自ら考え、まとめ、最終的にはプレゼンテーションまで行う「卒業研究」を通じて、次の時代を生き抜く力を身につけていきます。研究内容をスライドにまとめ、プロジェクターに映しだし、子どもたち自らが解説します。自分が何に興味を持ち、どう調べ、なにを考えたのか、人にわかりやすく伝えるための高度な表現力を修得します。
5年次にイギリス短期留学、
6年次にアメリカ研修で世界を学びます。
本校では5年次にはイギリスの名門イートン校やケンブリッジ大学、オックスフォード大学などを訪れ、16日間にわたって、世界中の児童と英語で交流しながら共に学びます。
そして、6年次にはアメリカでホームステイを体験しながら、ハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)、またニューヨーク国連本部にてレクチャーを受けるなど、小学生の域をはるかに超えた活動を展開しています。
学期ごとにお誕生日会を開催(1・2年生)
本校では、学期ごとに1年生と2年生のお誕生日会を開催します。お誕生日会では、お友だちやご家族の方に、お名前・お誕生日・好きなこと(2年生のみ)・将来の夢について、英語と日本語で発表したり、その後、ご家族の方に心を込めて書いたカードをプレゼントしたりします。そして、最後にお友だちからメッセージカードを受け取り、お互いに思いやる心が育むまれ、毎回とても楽しいお誕生日会になります。